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『レコード・コレクターズ』2023年7月号にて、対談「草野浩二×高嶋弘之」で聞き手と構成をしました。

現在発売中の『レコード・コレクターズ』2023年7月号にて、東芝レコードのディレクターである草野浩二さんと高嶋弘之さんの対談の聞き手と構成を担当いたしました。坂本九弘田三枝子らを担当し、カヴァーポップス(洋楽の日本語カヴァー)のブームを牽引した草野浩二さんと、ビートルズを初めて日本でプロモートした高嶋弘之さん。それぞれ東芝レコード社内では洋楽と邦楽のトップディレクターでした。そして今年は「上を向いて歩こう」の全米No. 1から60年。若い作家と歌手を起用して日本の流行歌のポップス化を進め、海外の最新ヒット曲をいち早く日本に浸透させた東芝レコードだからこそ成し得た奇跡であったと思います。

言うまでもないことですが、ビートルズにビーチ・ボーイズ、ドリフにクレイジーに黛ジュン、ワイルドワンズに加山雄三……洋楽も邦楽も、東芝レコードが大好きな私にとって夢のような時間でした。掲載スペースに限りがあり、面白いお話をすべて載せきれなかったことは残念でしたが、自分の人生のなかでひとつの大きなポイントとなる仕事であったことは間違いありません。

どうぞよろしくお願いいたします。

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