『映画大好きポンポさん the Omnibus』で解説コラムを執筆いたしました。
『映画大好きポンポさん』シリーズにまたまた最新作が登場。またまた魅力的なスピンオフストーリーが生まれました。4月26日に発売です。
今回はポンポさんのおじいちゃんで、引退した名プロデューサーであるペーターゼンさんと、超大物俳優マーティンさんの若き日の物語。マーティンさんは『映画大好きポンポさん』第1作の初登場時からマーロン・ブランドを思わせる野性味と天然のインテリジェンスが同居した名キャラクターでありますが、そんな彼の怒れる若者時代が描かれています。元ネタそのものであるマーロン・ブランドについては以前の巻で書いたのでそれには触れず、今回初登場の個性的なキャラクターとそのキャラの好きな映画についてのコラムを執筆いたしました。
毎度のことながらこの本は映画マニアばかりが読むわけではないので、作品内で言及される映画の紹介もそこそこに、彼らに与えられた設定をより理解するために、映画製作についての雑学や、120年にもなる映画の歴史を少し紐解いていきましょう、という内容の文章になっております。
そして帯のほうをご覧ください。
ここへ来て怒涛の刊行ラッシュ。来月の5月27日には待望のメインストーリーの続編『映画大好きポンポさん3』が発売。そしてそして、ついについに、第1作の刊行以来準備が進んでいた劇場用アニメ『映画大好きポンポさん』が完成したそうです。6月4日から全国ロードショーとのこと。
また、毎回巻末のスタッフクレジット欄では作者である杉谷庄吾【人間プラモ】さんからのお題に沿って1本映画のタイトルを挙げることになっているのですが、今回は「Best Classic Movie」です。毎回このコーナーは何故か迷うことなく即答で選べてしまうのですが、今回は何を挙げたでしょうか。そちらもぜひお楽しみに。